必ずしも必要ではありませんが配布員がどこを配布したか、漏れがないかを確認するのに便利です。スマートフォンの普及により携帯電話のほとんどにマップアプリがあり、どこか目的地に向かうときに必ずマップアプリを使用します。GPSが当たり前に機能しており自分の現在地がマップ上に現れます。
そもそもGPSとは何か?
グローバル・ポジショニング・システムといって複数の人工衛星が電波を使って携帯電話などと交信して位置情報(座標)を記録するシステムです。カーナビなどに使われています。
この電波のやりとりを「測位する」と言います。緯度経度情報の座標と時間の記録によりログ(記録)を残すことができます。地図情報と組み合わさり住所情報に対しても座標が割り当てられており紐付いています。
ポスティングでは自分が移動してきた軌跡(記録)が大事になります。
一般のマップアプリでは自分の現在地しか分かりませんが自分の移動軌跡(測位情報)がわかるGPSロガーというものを使い、配布の客観的データを記録すると配った証拠(エビデンス)をしめすことができますので全戸配布ポスティングで使用すると効果的です。
GPSは2種類ある。
・現在地確認GPS
・移動軌跡が記録されるGPS
ポスティングに使うGPSは後者です。
マップ上にもれなく軌跡があるか?何度も同じエリアに行っていないか?
スマホでマップアプリを確認しながら配布が可能です。
GPSロガーに関してはデータ量が多いので有料のアプリが多いです。記録を保管しなければいけませんのでサーバーの使用量がアプリ使用量としてかかってきます。アプリコストもかかりますし携帯電話の電池の消耗も激しいです。また携帯電話の通信料などがかかってきます。
コストを安く抑えるのにGPSの安価な専用端末を使用して記録をとる方法もあります。
通信型ではなく専用端末に記録をためるというやり方です。こちらは携帯電話ではありませんので通信料もかからず安価で収まりますが管理面で様々なデメリットもあります。
まず配布員が直接地図で確認できませんので配布現場で活用できません。専用端末に記録するのでポスティング終了後に都度都度直接データを回収しないといけません。物理的に専用端末からデータをパソコンなどに移行させるのです。かなりの手間です。またきちんと整理して保管していないといざ調べようとしても分かりません。配布員が多いと非常に管理コストがかかります。GPSの記録を調べるのにかなりの時間がかかります。
結果、GPSを活用するならスマホアプリでクラウド管理を行うのが一番良いと思われます。
スマホアプリの良い点
・スマホで配布状況が配布員にリアルタイムに分かる。
・クラウド上で管理者にも配布状況がリアルタイムにわかる。
・サーバーに複数人の記録を保管できる。
・人的費用・管理コストがかからない。
スマホアプリの悪い点
・携帯電話の料金やアプリ使用量がかかる。
・電波の悪いエリアや充電切れの時に記録が残らない。
GPSロガーはあると非常に便利ですがお金がかかるのもありますので必要ではありませんが使えると管理面でかなりの強みになります。
ファミリア合同会社では様々なGPSを使用し最適なGPSを選んで使用しております。
他の配布会社よりもこだわりのGPSアプリで全戸配布ポスティングに臨みます。
こだわりについては別記事にて。