冬の東北ポスティングは辛い。
年末年始で山形県の配布を行っています。
今年はニュースでも雪下ろしでの死者が多く出ていると聞きます。
青森でもヤマト便が集荷ストップしています。
郵便局やヤマト運輸が配達ストップしてもポスティング会社には必ず配布完了しろとクライアントから厳しい言葉が飛びます。
中小企業は命がけです。
我々はそんな中、山形県で配布を行っています。
軽バンに乗り仙台の拠点から移動して冊子の配布です。
雪の季節は歩くのも大変なのです。
道が凍って滑りますので車ももちろんスタッドレスタイヤに変更です。
寒い中ですから手もかじかんで地図と冊子を持たないといけません。
雪対策で風除室の中にポストがあると扉を開けて中に入らないといけません。
屋根の雪が落ちてこないか心配しながらの配布です。
雪が深いエリアだと配布物を落とすと濡れてしまったり雪の中に消えて春に発見されるなど不慮の事故も起こりかねません。
12月から2月の東北の配布は雪との戦いとなります。
車内で寝泊まりする人間は寒さ対策が必要です。
ホテルは昨今かなり値上がりしており安く泊まれるところはなかなか見つかりません。
見つからないときは発熱するベストや防寒の寝袋が必要になります。
とにかく一筋縄ではいきません。
このような生活を何十年もしている配布員には頭が下がる思いです。
けっして高い金額ではない金額で続けてくれています。
現在35名ほどの東北の配布員がこのような車中泊をしながら東北中を移動して配布しています。
今月中旬から2月中旬までは岩手県での配布です。それが終わると次は秋田県に移動です。
雪が一番厳しい時期にばかりお仕事をいただけます。
東北チームは東北全域に移動してポスティングをしています。
お仕事が少ない月は新潟県や茨城県、埼玉県、東京都にも移動して配布を行っています。
正直移動距離がかなり広いので積極的に行きたいわけではありません。
街場の仕事は安いポスティング会社が行っているので郊外ばかりです。
それでも東北の街より人口密集度が高いのでたくさん配布できるのです。
町中のポスティング会社が45円くださいというような郊外エリアを東北から移動して30円程で配ることがあります。
街場は3000枚配れるチラシが300枚しか配れないと比較すると金額は10倍以上しますし車に乗って1時間から2時間移動などは町中のポスティング会社はできません。
往復で3から4時間ですから配布できるのも4時間前後です。
アルバイトでは効率が悪いですね。
東北から配布に来る個人事業主だからコストが下がるのです。
1日に500枚以上枚配ることができます。
滞在日数でガソリン代などの交通費は割りますので配布期間は長いほうが良いです。
実は町場から離れると遠征組の方が配布単価が下がる場合があります。
普通のポスティング会社で対応できない案件などがあればファミリア合同会社にご相談ください。