ポスティングで効果が出るでないには理由があります。
まずターゲッティングはちゃんとできてますか?
みんなに知ってほしい。と欲張ってしまうと欲しいターゲットに届かなくなります。
どういう年齢層に届けたいか?
男女の違いはある?
シングル世帯?ファミリー世帯?
どんな人が自社のブランドに当てはまるのかを分析しましょう。
購買データから何かヒントは出ると思います。
これは配布物のデザインにも関係しますので重要です。
お客様とチラシのデザインがマッチしているのか?
狙った層にハマればクレームなどもほとんどありませんが検討違いの相手にチラシを配布するとクレームがたくさん来ます。
スーパーやドラッグストアのチラシであれば主婦層が狙いです。
30代から60代のファミリー層の女性がターゲットです。
価格の安さが強調された単純なチラシが良いですよね。商品の数もたくさん載っていて一覧性の高いものが好まれます。
若年層の住んでそうなワンルームマンションに入れてもあまり喜ばれません。
美容室のチラシなら若年層の女性に響かせたいはずですのでワンルームマンションでも問題ありません。チラシのデザインもフローラルでエレガントなものが好まれます。
保険のチラシであれば年齢は30代から50代の少し若いファミリー層で男女は問わず、小学生から大学生の子どもがいる家庭が良いですよね?
安心感のある優しいデザインのもので家族が一緒に見れるような作りで広げて見るようなデザインが良いですね。
市役所の広報紙なら年齢、男女問わず誰もが見やすいデザインで全ての住宅へ配布することが重要です。
このようにマーケティングとしてはしっかりとしたターゲッティングとデザインのマッチが必要です。そしてポスティングもどこに配布するかが重要です。
戸建てを狙うのか?
マンションを狙うのか?
マンションを狙うならワンルーム中心なのかファミリーマンションなのか?
分譲なのか賃貸なのか?
軒並み全部に狙うのか?
隅々まで全戸配布をするのか?
今まで闇雲にポスティングをしてたならばターゲットに届いてないケースが考えられます。
全てのことが繋がっていますのでチラシのデザインからターゲッティング、ポスティングまでのトータルデザインが本来は必要です。
実際に行ったポスティングの例ですがクライアント様からの依頼で販売価格5000万円以上の分譲マンション(間取りで価格変わりますので平均値)に配布したいという依頼がありました。
ある百貨店の外商募集の広告物です。
分譲マンションはセキュリティが厳しいので管理人様に投函をお断りされることが多くありますよと伝えると、「なんとかできないだろうか?」と尋ねられましたので「深夜に管理人様がいない時間帯に配布すればできないことはない。そのかわりクレームが来ても知りませんよ。」と伝えました。
「やってください。」というお返事が来たので実施しました。
結果はどうなったのか?
クレームはゼロでした。
反響も上々でした。
分譲マンションへの深夜配布はお叱りを受けるケースか多いのですが、この封筒は高級感のある富裕層向けのデザインでした。
そして配布されたマンションの住人も皆、富裕層だったのです。
自分たちに届く広告物として相応しいと受け取られたのか今も続いていますがクレームはありません。
見事にターゲットとマッチングした例です。
このようにしっかりと戦略を考えることが大事で、そもそもポスティング向きでない広告もあります。ネットが有効なのか?ポスティングが有効なのか?どちらも必要なのか?
ポスティングに一番向いている広告や宣伝はそのエリア独特のイベントの告知だったりそのエリア限定の告知です。
また、多くの世帯に一度知ってもらいたい時に数ヶ月に一回の大規模告知など認知度アップにも使えます。継続するとより効果は上がります。
チラシを見てネットへの誘導をするなど局所的な使い方もできます。
要は使い方ですので期待を抱いて一回の告知にすべてを賭けるのはやめたほうが良いです。
1年を通したの計画を立てるのがマーケティングとしてはベターではないでしょうか。
ファミリア合同会社では商材に合わせて配布方法をお客様と一緒に考えることができます。
御社のポスティングに最大限の効果を発揮する配布方法を提案します。
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