答えは有効です。
各会社によってGPSの管理方法は違いますが適切に使用することが重要です。
ファミリア合同会社のGPSは正確には携帯電話型のアプリでリアルタイム追跡型GPSトラッカーです。
GPSにもいろいろあります。
一般的によくポスティングで使われているものはGT-730と呼ばれるGPSロガーです。4000円弱で購入できますが海外製のため大量購入には時間がかかります。
ライターぐらいの大きさで電源を入れるだけで使えます。ログデータを機械の中に記録して配布が終了してから回収して地図ソフトで展開させます。
こちらの問題はいつ回収するかです。配布終了してからでないと内容が分からず、事前に配布漏れを察知することができません。また数百人で配布した場合はデータの取り込みで相当の時間を要します。それから大人数の場合は地図ソフトもしっかり開発された地図を使わなければ複数人のデータを同時に展開できず配布漏れを見つけることができません。GPSを表示させる無料の地図ソフトはほとんどが正確とは言えない地図が多いです。ゼンリン地図やYahoo!地図、Googlemapで見れるなら良いですが独自開発しなければ使えません。管理でかなり後手に回ることになります。管理の人件費を考えると非常にきびしいものがあります。また記録が48時間程度しか残らずそれを超えるとデータが上書きされます。
アプリ型のGPSロガーも多数存在します。ログを携帯電話から直接メールやLINEで送信できます。無料のアプリもありますが無料のままでは複数のデータをまとめられないのとある程度ITリテラシーが高くないとアプリをうまく使えません。配布員もITリテラシーが高い者は実際のところ少数です。
携帯電話の写真機能をうまく使える者も少ないのがポスティング業界の現状です。例えば配布現場の現地写真を住所の分かるものを規定の枚数撮らせた場合、ほとんどピンボケしたものや意味不明な写真を撮ったり枚数が少なかったりします。
リアルタイム追跡型GPSトラッカーアプリにもいろいろなタイプが存在します。
現在地情報だけを会社と共有するタイプのもの。例えば子供の見守りGPSや営業マンに持たせるもの、タクシーやトラックドライバーに持たせるものがあります。コレは全戸配布ポスティングにはそもそも向きません。現在地だけ分かっても仕方ありません。
全戸配布ポスティングで使われるGPSでいうと下記の条件の確認が必要です。
・ログデータ(軌跡)が記録されているか?
・ログデータのアップロードはどのくらいの時間なのか?
・ログデータの測位(衛星との交信)時間は何秒単位?
・複数人のログデータを複数日分同時出力できるか?
・移動速度は計測できるか?
・緯度経度の測位データをCSVなどで表示させれるか?
・クライアントと配布した軌跡を共有して同時に見ることができるか?
一つずつ見ていきましょう?
・ログデータ(軌跡)が記録されているか?
そもそも現在地だけ共有しても意味がありません。移動軌跡がとれるのは当たり前です。
・ログデータ(軌跡)のクラウド上のアップロードはどのくらいの時間なのか?
数時間に1回のデータアップロードではリアルタイムとは言いがたいですよね?会社側で動きがつかめません。最低でも1時間に1回はして欲しいですよね?
・ログデータ(軌跡)の測位(衛星との交信)時間は何秒単位?
1秒単位でも測位できますがサーバーへの不可が強く携帯電話の充電がなくなります。
弊社の場合は以前は3秒を推奨していましたがコレでもサーバーに残すデータ量も多く負荷がかかり電池も配布終了まで続かないことが分かり10秒が適切だと判断しました。また心なしか軌跡のブレが減ったように見えます。
他社で10分単位にしている会社さんもありますが通常のポスティングであれば問題はないかと思いますが全戸配布ポスティングでは10秒を推奨します。
※10秒単位での測位データ
・複数人のデータを複数日分同時出力できるか?
コレは重要な部分で漏れがないかを確認するのに必要です。ほとんどのアプリが一人ずつ一日ずつ出力するタイプか出せるとしてもサーバーに負荷がかかって出力させるのに数十分かかることがあり実用できないことがあります。また地図を拡大縮小する度にデータを読み込む設定になっていると時間がいくらあっても確認ができません。弊社の場合はサーバーへの負荷は少なく配布員全員のデータを1週間分出力することができます。地図の縮尺を変えてもスムーズに表示可能です。
・移動速度は計測できるか?
移動速度を確認するのは重要です。配らずに車両で移動だけしているデータと配布しているデータは一目瞭然です。車やバイクでの移動速度はかなり速いですので不正な動きを察知できます。
・緯度経度の測位データをCSVなどで表示させれるかどうか
弊社のGPSはCSV出力ができます。これができないGPSは地図画像に軌跡を手書きで記入して作ることが可能です。GPSをねつ造する会社は実際にあります。弊社のGPSは緯度経度情報、日時、移動速度、住所情報(○○市○○町○丁目○番○○○マンション)まが10秒ごとに出力可能です。
・クライアントと配布した軌跡を共有して同時に見ることができるか?
GPSは自社のみで見ることが多いですが必要に応じて弊社ではオプションで特設サイトを作成し、IDパスワードを発行し共有することができます。(大抵のクライアント様は面倒なので疑問のエリアだけの確認となります)
以上のような内容を踏まえて全戸配布ポスティングにGPSを使用すれば不正な配布は発生しなくなりますし日々のチェックを怠らなければそう簡単に配布漏れという事例は出てきません。弊社のGPSアプリの地図にはMapbox社の地図を採用しておりゼンリン地図ベースで作成されているのでエリアの確認もしっかりと対応が可能です。
※Mapbox社はソフトバンクなどが出資する次世代の地図カスタマイズプラットフォームで世界中で採用されており国内ではゼンリン社をベースに作られており国内最高精度の地図を提供しています。
配布開始しているかどうかリアルタイムGPSの起動状況をクラウドで管理し起動忘れがないか確認し、軌跡の全体表示で配布に行っていないエリアがないか?旗竿地を忘れていないか?など細かいチェックが可能です。全戸配布ポスティングではいち早く異変を見つけてフォローするかが大事です。また配布員自身も自分の携帯電話で軌跡を確認でき、配布漏れや重複配布をしていないか確認ができます。
「GPSを持っていても本当に配っているかは分からないじゃないか?」
という声もありますがそれはこのような管理をしっかりとしていない会社とお仕事をされた方ではないでしょうか?また客観性の面でGPS以上のに信じれるデータはございません。人工衛星と更新して測位している客観的なデータです。地図への書き込みや自己申告を信用するという方もいらっしゃいますがいくらでも改ざん可能です。
改ざんができないリアルタイム追跡型のGPSトラッカーは有効です。
弊社ではGPS管理に10年従事しているものがおります。プロの目線で軌跡を見れば配布の状況は分かります。誰よりも多く全戸配布ポスティングのGPSの軌跡をチェックしていますので配布員もプロの管理者がチェックしていることを分かっています。不正はできません。
重要な告知の配布物を配るならファミリア合同会社にお任せください。