指定マンションのポスティング依頼が来た時に大抵クライアントは住所リストは見せてくれずに見積もりを依頼します。「○○市でA4サイズのチラシ5000枚でいくらですか?」これは全く見積もれませんよね。
住所リストを確認して地図にプロット(落とし込み)して初めて何件行けるか想像がついてきます。マンションは何棟あるのか?どのくらいエリアが広がるのか?そこから何人で何日かけるかを考えます。5ポストしかないマンション1000軒なんか50ポストが100軒かでは全く違います。分譲マンションだと配布を断られるケースも多いです。しっかりとリストと照らし合わせて見積もらないと高い金額で返事をしなければ行けません。安い金額ででてきたら要注意です。現実的でないからです。
大事なのはリストを手に入れること。なんとかリストを手に入れて見積もる時のプロット方法ですが、いろんな有料地図ソフトで住所をプロットします。しかしGoogleMAPはExcelの住所リストをインポートすることができます。これはPCからの操作になります。今回はこのプロット方法のお話です。ステップが多いですが順に操作すればプロットが完了しますのでついてきてください。Excelの住所リストはマンション名と住所に列は分けておいてください。画像は多いのであえて省きます。
「マイマップ」の噂は聞くがどこにあるか分からない方も多いと思います。
1,GoogleMAPを開いて左上の三本線ボタンの下に「保存済み」というリボンの様なボタンがあります。ここをクリックしてください。
2,そうすると4項目が出てきます。その一番右端に「マイマップ」が存在します。
マイマップをクリックすると画面が変わります。
3,「マイマップを開きます」という表示があるのでクリックしましょう。
4,「新しい地図を作成」という赤いアイコンが出てきます。
5,「Creating a MyMaps map always uploads title, thumbnail, and associate metadata to Drive」という英語でボックスが出てきます。
6,「CREATE」を押してください。
7,「無題の地図」というボックスの中の「無題のレイヤ」の下にある「インポート」を選んでください。
8,そこにExcelデータをドラッグ&ドロップで(マウスでちょちょい)アップロードすることができます。
9,目印を配置する列の選択
地図上に目印を配置する場所を示す列(住所や緯度/経度のペアなど)をファイルから指定してください。すべての列がインポートされます。というボックスが出てきます。チェックボックス出てきますがよく分からないのでマンション名だけチェックしましょう。
10,マーカーのタイトルとして使用する列
目印のタイトルとして使用するデータの列(場所やユーザーの名前など)を選択してください。とい地図にタイトルうボックスが出てきます。チェックボックス出てきますがよく分からないのでマンション名だけチェックしましょう。完了を押して完成です。マップにリストが表示されます。
11,左にある「無題の地図」というボックスに「レイヤを追加」「共有」「プレビュー」と並んでいますので「共有」をクリックしましょう。地図にタイトルと説明をつけることができます。
12,地図の共有
のボックスが出てきますのでここで「このリンクを知ってる人なら誰でも表示できる」をオンにします。その下にあるURLをコピーして閉じるとこのリンクをLINEなどで管理者仲間や配布員に共有できます。
※取り込めなかったデータは左側のボックスに○件と表示が出ますので「データ表を開く」から詳細しっかり確認しましょう。
注意点!!
一度に取り込めるリストは2000行まで!つまり2000棟です。エラーを起こさないようにギリギリまで入れないようにしましょう。
また登録できるレイヤは1アカウント10個までですのでたくさん分割する場合は複数アカウントなどで対応しましょう。
これでマップへのプロットができました。見積もり作成に役立ちますし、配布員のスマホへも送ることができます。配布員さんはGoogleMapを見ながら指定集合マンションへの配布がが可能となります。配布員さん自身でこの操作ができると素晴らしいですね!
正直、会社によっては住所リストだけ渡されて「自分でプロットして配ってね」と言われると気持ちが萎えますよね。
紙リストで渡された場合のデータ化も別のコラムで解説します。
ステップは多かったですがついてこれましたか?
丁寧に手順を追っているサイトがなかったので細かく書きました。
コレを参考に指定集合マンションを無双で配ってもらえると幸いです。
他にもピンの色を変えたり複数リストを同時に表示したりできます。このマンションは違うチラシだよ。とかを違う色で表示できます。チェックボックスで違うリストを出したり消したりなどなど。
また通常のポスティングの禁止物件登録にも転用できますよね。
ファミリア合同会社では配布員にミスをさせない為の努力は惜しみません。ミスをするなよと声をかけるのは簡単です。「間違えないように言ったんですけどね。私はちゃんと言ったんです」はプロにの仕事ではありません。間違えないためにこのような対策をとっていますと言うのがプロの仕事です。配布員さんに間違わせないために何をするべきかを考えて行動するのがファミリア合同会社です。指定マンションへの配布はファミリア合同会社にお任せください。