弊社では現在埼玉県で約32000件と千葉県で約12000件、東北で約20000件の自治体広報紙を全戸配布ポスティングしています。
ただ先に言うとこの案件は利益はほぼ出ません。
なぜやるかというとまずは社会貢献の意味合いが強いです。
配布員たちも社会的意義のある案件に携わりたいという想いがあるのです。
普通のポスティングは住民様から怒られることも多く後ろめたい気持ちで配っていますが広報紙は胸を張って配布ができます。
また全戸配布ポスティングにやりがいを感じているものも多いです。
隠れたポストを探して投函して漏れなく配布できると達成感もひとしおです。
通常のポスティングは配布率が低いのでポストを見つけれなくても問題ないのですが全戸配布ポスティングでは漏れは許されません。
ポスティング経験のある人間は全戸配布ポスティングはなかなかできないものです。
配布員を1から育てないとくまなく配布するという行為は難易度が高くなってしまいます。
実際ポスティング経験者に全戸配布を覚えさせるのに1年ほどかかりました。
全戸配布ポスティングの経験は鋭いカンが必要です。
この家の形ならここにポストがあるよな?
ポストが無いけどどこに置けばよいのだろう?
車でポストが見えなくなってるかも?
など頭を働かせて配るのです。
ポスティング会社だと配布枚数を稼ぐために自転車に乗ったり、走りながら配ってるものもいますのでよく確認するというのができないのです。
シルバー人材センターや自治会の配布員さんなんかは割とゆっくり大人数で配るので配布漏れは少なくなると思います。
広報紙の配布はポスティング会社にはあまり向かないというのが結論です。
弊社のような元々全戸配布ポスティングをしている会社は数が少なく入札で会社が決定するので配布漏れは非常に多いと聞いています。
各地区の元請け会社からは毎月褒められていてこんなに問い合わせが入らない会社は他に無いと言ってもらえています。
利益が出ないのに続ける意味は他にもあります。
継続した安定した仕事で配布員をキープしたいという狙いもあります。
配布員を常に稼働させておきたいのです。
配布員は車のメンバーが多いので仕事がなくなるとフラフラとECの宅配の仕事やフードデリバリーの仕事などを入れてしまうのです。
他に仕事を探してしまうのを防ぐためでもあります。
それから自治体の配布期間の長い防災ガイドやゴミカレンダーの仕事をやりたいのです。
広報紙は3日から5日の仕事が多いのですが上記の様な案件は2週間から1ヶ月の期間があります。
また重量物になるのである程度料金が高くなります。
弊社であれば郵便局さんや運送屋さんに頼むより安く配達ができるのです。
そういうお仕事をおまけで配布したいのです。
全戸配布ポスティング以外でも土砂災害エリアで宛名のない個別の住所指定がある配布なども昨年は依頼がありました。また自治会未加入者への住所指定配布も配布しました。
現在定期的な広報紙は配布時期が重なるので新たには受け付けていませんが弊社には配布のエキスパートたちがおります。
一ヶ月程度の配布期間がある配布物であれば関東なら20万部から30万部の配布が可能です。
お困りの自治体様や全戸配布を必要としている企業様はファミリア合同会社にご相談ください。