全戸配布ポスティングについては弊社ホームページで何度も語らせていただきました。
今回は民間チラシについてのお話です。
ポスティング会社の軒並み配布を全戸配布と表現することもあります。
「戸建ても集合住宅もどちらも軒並み投函しますよ」という配布方法です。
しかしながら配布カバー率は50%から70%の場合が多いです。
この配布方法ですと正直ワンルームマンションや長屋の様な住宅にばかり配布してしまいます。
戸建て住宅や分譲、ファミリーマンションへの投函率はかなり低いと思われます。
東京23区で言えば集合住宅が全世帯の70%です。
23区外は50%から60%になります。
東京の配布員に50%のエリアを配布させると配布員は「辛い、苦しい」と言います。
全国で見れば山も少なく優しいエリアなのですが、、、。
都会と田舎では人口密集度は10倍以上違います。
軒並み配布で配布するポストは配布しやすいポストです。
奥まったポストや探さないと見つからないポストにはほとんど投函しません。
これは配布員の自己判断ですので生真面目な方は投函してくれます。
みなさんが投函しやすいポストにはたくさんのチラシか入っています。
その分競合のチラシも多く投函されています。
レッドオーシャンのポストです。
配布単価が安いとレッドオーシャンのポストに投函せざるを得ません。
ブルーオーシャンのポストに投函しなければ反響は出にくいのです。
弊社の配布料金はおそらく他社より高く設定されています。
何故か?
行政配布と同等の全戸配布ポスティングを行うからです。
弊社のクライアント様は理解のある会社様が多くこちらから提案して色々な配布を実験的に実施させていただきました。
関東で毎月十万部を同じエリアで配布しているクライアント様です。
1.行政並の個別のポストにある投函拒否表示だけ配布しない全戸配布で90%配った場合
2.民間チラシ配布用に、厳しい投函拒否表示の集合住宅物件を配布しない78%配った場合
同じエリアで月を変えて反響率を比較しました。
結果は1の場合に約1000枚に対して1件の成約でした。それに対して、
2.の場合は約2500枚に対して1件の成約でした。
普段配布されないブルーオーシャンのポスト10%の中に高確率で成約になる潜在顧客が眠っていることが分かります。
また他に私の知人の不動産会社の配布例で言うと成約になる物件はほとんど旗竿地にある物件からだそうで、旗竿地は絶対に配ってほしいという要望があります。
旗竿地についてはこちらのリンク記事をご確認ください。
全戸配布ポスティングは実は配布料金はある程度高いものの反響率も高いということが分かります。
しかしながら投函クレームになることも考慮に入れなければなりません。
クレーム対応覚悟で反響を取りに行こうと腹をくくっている会社様には弊社もご協力させていただきます。
案外大手クライアント様が最近はポスティングの反響が良くないので新たな方法を探されて実施されています。
おそらく郵便局のタウンプラスで全戸配布ポスティングされているクライアント様はそういったポスティング会社での軒並み配布に限界を感じているから実施しているのだと思います。
弊社では自社でももちろん全戸配布ポスティングができる協力会社を集めて大規模全戸配布ポスティングも可能です。
行政案件レベルの全戸配布ポスティングができる会社はわずかです。
反響に煮詰まっている会社様はファミリア合同会社にぜひご相談ください。